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セレナC26前期・後期の違いとは【中古車を選ぶ】

中古車として人気なセレナC26。落ち着きある大人顔ルックスが「C27より好み!」という人も多いでしょう。

ただ、(当然ですが)今の公式サイトはC28が中心で、C26の情報はほとんどありません。日産の旧型車のページにカタログは残っています。他のネット記事でもC26となると情報は少なく、あれこれ調べなければならないため、めんどくさがりには困った状況です。

参考:日産|セレナ C26 Webカタログ(前期・2010年11月〜2013年12月)/同(後期・2013年12月〜2016年8月)

そこでこの記事では、セレナC26について大事なポイントのみショートカットして理解できるように解説しました。具体的にはセレナC26の前期モデル・後期モデルについて説明しており、なるべく専門的な話題より全体像の把握にフォーカスしています。

この記事ではセレナC26について、こんなことがわかります。

記事の内容
  • グレード構成
  • エクステリア・インテリア
  • ボディカラー・安全装備

セレナC26についての疑問をスッキリ解消し、中古車選びに活かしてくださいね。

先に結論だけ。後期は2013年12月25日のマイナーチェンジ以降で、見分けどころは上下2段構えのヘッドランプと、20S 以外に標準になった自動ブレーキ(エマージェンシーブレーキ)です。前期は2010年11月29日の発売から2013年12月までです。

>> 【初心者必見】失敗しない中古車の選び方がわかる

目次

セレナC26前期のグレード構成【まず知っておきたい】

セレナC26の販売が開始されたのが、2010年11月。歴代セレナとしては4代目にあたります。その後、2013年12月にマイナーチェンジが行われました。

マイナーチェンジを境に、これ以前に販売されていたセレナを「C26前期」、以降のものを「C26後期」と呼んでいます。

セレナC26前期・後期の販売時期がこちらです。

セレナC26の販売時期
  • C26前期:2010年11月〜2013年11月
  • C26後期:2013年12月〜2016年7月

ここでセレナC26販売当時と、マイルドハイブリッドシステム「S-ハイブリッド」が設定されて以降のグレード構成を紹介します。

セレナC26前期・販売当時のグレード構成

セレナC26販売当初に設定されていたグレードが次の4つです。

セレナC26販売当時のグレード構成
  • 20S
  • 20X
  • ハイウェイスター
  • 20G

「20S」のグレードがもっとも安価なエントリーモデルで、「20G」がいちばん上級なグレードとなります。

知っている人には言うまでもないですが、セレナの「ハイウェイスター」は、専用エアロなどエクステリアがバージョンアップしているグレードのことです。

セレナC26前期「S-ハイブリッド」が設定されたときのグレード構成

2012年8月からは「S-ハイブリッド」が登場します。

S-ハイブリッドが加わってからのグレード構成は以下のようになりました。

S-ハイブリッド登場以降のセレナC26のグレード構成
  • 20S
  • 20X S-ハイブリッド
  • 20G S-ハイブリッド
  • ハイウェイスター S-ハイブリッド
  • ハイウェイスターG S-ハイブリッド

S-ハイブリッドは「20S」グレードを除く2WD全車に設定されています。マイルドハイブリッドシステムは不要で、そのぶん価格を抑えたい人向きなのが「20S」です。

S-ハイブリッドが搭載された時点でのセレナC26は、前期・後期という分類ではまだ前期にあたります。セレナC26後期が登場するのは、2013年12月のマイナーチェンジからです。

セレナC26前期・後期の違い【エクステリア編】

出典:日産セレナサイト

セレナC26の違いについて、まずはエクステリアから解説していきます。

セレナC27はコワモテ顔になりましたが、C26はもっとファミリーな印象です。

流行りのイカツめなフロントデザインが苦手な人には、向いているでしょう。

セレナC26前期・後期のフロントデザイン

セレナC27からはフロントグリルにV字型の「Vモーション」が採用されていますが、この”おもかげ”がセレナC26から見られるようになってきます。

セレナC26前期のフロントデザイン


写真:Kuha455405/CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

セレナC26前期のフロントグリルはまだ「Vモーション」と呼べるほどには尖ってはいません。しかし、デザインはいま見ても洗練されており、ひとむかし前を匂わせる古くささはまったくありません。

セレナC26後期のフロントデザイン

Nissan SERENA HIGHWAY STAR S-HYBRID (C26) front.JPG
出典:Wikipedia

セレナC26後期になるとデザインがより鋭利なテイストになり、フロントグリルも「V」型に近づいてきました。セレナC27で採用されたVモーションにグッと近づいています。

ヘッドランプも注目で、後期から上下2段構えの目つきになりました。これはセレナC27でも同様で、まるで二重まぶたのような凝ったデザインになっています。

セレナC26後期ヘッドランプをさらにアップデートするなら、こちらのアイテムがあります。

高級車でよく目にするシーケンシャル・ウィンカーです。

セレナC26前期・後期のリアデザイン

自分の前を走る車のリアデザインというのは、フロント以上に長く目にしているものです。このリアデザインにこそ強いこだわりがある人もいるでしょう。

ここではセレナC26前期・後期に加え、セレナC25、C27のリアデザインも一緒にご紹介します。

C26の前期・後期でデザイン上の大きな変化はありませんが、モデルチェンジを重ねるごとに「SERENA」と刻印されたシルバーパーツ(ガーニッシュ)が高級感を増していくなど、ラグジュアリーに仕上がっていく過程がわかります。

セレナC25のリアデザイン


出典:Wikipedia

セレナC25では、ナンバープレート左側に小さく「SERENA」の文字があります。

セレナC26前期のリアデザイン


出典:Wikipedia

C26前期から「SERENA」の文字が、直接ガーニッシュに刻まれるようになります。

セレナC26後期のリアデザイン


写真:Tokumeigakarinoaoshima/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

セレナC26後期のリアデザインは、C26前期と大きな変更点はありません。

セレナC27のリアデザイン


写真:Tokumeigakarinoaoshima/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

セレナC27では「SERENA」と刻印されたガーニッシュが、一気に高級感あるビジュアルにスタイリングされました。

セレナC26でもワンポイントで高級感をプラスしたいという人には、こんなアイテムがあります。

セレナC26後期「ハイウェイスター」の変更点

ハイウェイスターでは、セレナC26後期からさらに変更点があります。

それが以下の3つ。

セレナC26後期 ハイウェイスター変更点
  • 16インチアルミホイール
  • LEDリアコンビネーションランプ
  • サイドシルプロテクター

「サイドシルプロテクター」の「シル」は、ドア下に位置する敷居部分のことです。

サイドシル関連のアイテムとしては、以下のような「サイドステップガード」があります。

サイドステップガードがあれば靴などが当たって車体に傷がつくのを防げるほか、滑り止めにもなってくれるためお子さんやお年寄りが乗り降りするときも安心です。

セレナC26前期・後期の違い【インテリア編】


出典:日産セレナサイト

セレナのインテリアは、C26後期になって「ハイウェイスター」系と「20G」グレードが一新されました。

特に「ハイウェイスターG」は「プレミアムハイコントラストインテリア」が、メーカーオプションで設定されています。

また「20X」「ハイウェイスター」系には、以下のような「クロスギアパッケージ」が設定されます。

クロスギアパッケージの内容
  • 防水シート
  • ロングアシストレール
  • バックドアインナーフック

ちなみに先述のとおり、セレナC26後期がリリースされた時点では「20S」以外のすべての2WDグレードがS-ハイブリッドになっています。

セレナC26前期・後期の違い【ボディカラー編】

セレナC26前期のボディカラー

セレナC26前期のボディカラーは全6色です。

セレナC26前期のボディカラー
  1. スーパーブラック
  2. ブリリアントシルバー
  3. ブリリアントホワイトパール
  4. エターナルスノーホワイト
  5. クリスタルミスト
  6. オーロラモーヴ

次のC26後期ではいくつか変更点があります。

セレナC26後期のボディカラー


出典:日産セレナサイト

C26後期になってからボディカラーに大幅な変更がありました。

C26前期のスーパーブラックはダイヤモンドブラックになったほか、エターナルスノーホワイト・オーロラモーヴは廃止となり、新たにタイガーアイブラウン(後に廃止、シャイニングブルーパールへ)が追加されました。

また、C26後期から新色としてプレミアムディープコーラル・ロゼブロンズ・ブルームーンホワイトパール3色が追加。さらにC26前期からあったクリスタルミストは後に廃止され、インペリアルアンバーになります。

C26後期の変更点をまとめると、以下のようになります。

C26後期のボディカラー変更点
  • スーパーブラック→ダイヤモンドブラック
  • エターナルスノーホワイト・オーロラモーヴ→廃止
  • タイガーアイブラウン→後に廃止→シャイニングブルーパールへ
  • プレミアムディープコーラル・ロゼブロンズ・ブルームーンホワイトパール→追加
  • クリスタルミスト→後に廃止→インペリアルアンバー

結局のところ、セレナC26後期のボディカラーは以下のような全9色展開となります。

セレナC26後期のボディカラー
  1. ダイヤモンドブラック
  2. ブリリアントホワイトパール
  3. ブリリアントシルバー
  4. インペリアルアンバー
  5. ブルームーンホワイトパール
  6. シャイニングブルーパールメタリック
  7. プレミアムディープコーラル
  8. ロゼブロンズ
  9. ソリッドホワイト

セレナC27のボディカラーについては以下の関連記事がありますので、C26と比較してみたい人はどうぞ。

セレナC26前期・後期の違い【安全装置編】

セレナC26後期の安全装備は、以下のものが標準装備となりました(「20S」グレード以外)。

セレナC26後期の標準となった安全装備
  • エマージェンシーブレーキ
  • LDW(車線逸脱警報)

エマージェンシーブレーキは、前方車との衝突リスクを判断してブザーの作動・緊急ブレーキが作動する機能です。

LDWは、ドライバーが意図せず走行車線から逸脱しそうになったときブザーを鳴らして注意を促してくれる機能になります。

これらエマージェンシーブレーキとLDWは、2015年11月以降には「20S」についても標準装備となりました。

セレナC26前期・後期の違い【その他】

ここまでセレナC26前期・後期の違いについて、エクステリア・インテリア・ボディカラー・安全装備とみてきました。

前期→後期となり、他にはどのような変更点があったのか、グレードごとにみていきます。

C26の全グレード

C26の全グレード共通で新たに施された変更点は、次のとおりです。

C26全グレード共通の変更点
  • フロントウィンドウ トップシェード
  • シフトインジケーター照明
  • 外気温計

セレナC26 「20G」「ハイウェイスター」系の追加設定

20Gとハイウェイスターでは、さらに追加設定があります。スーパーUVカット断熱グリーンガラス(フロントドア)です。

2014年5月8日以降は、「20X」系にも標準装備されるようになります。

「20S」を除く全グレード

S-ハイブリッドもアイドリングストップも付かない「20S」以外の全グレードに加えられた変更点がこちらです。

「20S」以外の変更点
  • 3列目シート用パーソナルテーブル
  • ステアリングスイッチ夜間照明
  • アイドリングストップメッセージ表示

セレナC26前期・後期の共通項目

ここまで、セレナC26前期・後期の主な違いについてご紹介してきました。

次は、セレナC26全体の「共通項目」についておさらいしておきます。

セレナC26系のエンジン

セレナC26系のエンジンがこちら。

セレナC26のエンジン
  • MR20DD
  • 2.0L ガソリン直噴エンジン

これにより低燃費・高トルクを両立しています。

ECOモーターとS-ハイブリッド


出典:日産セレナサイト

セレナC26前期は、ECOモーター式のアイドリングストップシステムを採用していました。

このECOモーターの容量を拡大し、さらにサブバッテリーを追加して2個のバッテリーを搭載することで実現したのが、マイルドハイブリッドシステムであるS-ハイブリッドです。

S-ハイブリッドにおける2個の適合バッテリーについては、こちらを参照してください。

S-ハイブリッドの燃費

S-ハイブリッド車の燃費は、それまでの14.2㎞/Lから15.2㎞/L(JC08モード)となりました。

後期(2013年12月〜)は、20X S-ハイブリッドとハイウェイスター S-ハイブリッドが16.0㎞/L、ほかの S-ハイブリッドが15.4㎞/L に上がっています(JC08モード・日産の発表)。

新車で売られていた当時は、平成27年度燃費基準+20%達成車として、購入時の自動車取得税と重量税が免税でした。自動車取得税は2019年10月に廃止され、代わりに入った環境性能割も2026年3月31日で廃止されました。

セレナC26系のタイヤ&ホイール


出典:日産セレナサイト

タイヤ

セレナC26のタイヤサイズです。

セレナC26のタイヤサイズ

「20S」「20X」「20G」:195/65R15 91S タイヤ(後期の 20X 2WD は 91H)

「ハイウェイスター」系:2WD は 195/60R16 89H、4WD は 195/65R15 91S タイヤ(後期は下の通り)

後期(2013年12月〜)は組み合わせが変わり、16インチが標準なのはハイウェイスターG と2WD の Vセレクション系だけで、ハイウェイスター(無印)は15インチ(195/65R15 91H)です。4WD は前期・後期とも全グレード15インチです。買う前に、今付いているタイヤの側面の表示で確かめてください。

参考:日産|セレナ(C26型)タイヤサイズ・ホイールサイズ

ホイール

こちらがセレナC26のホイールサイズです。

セレナC26のホイールサイズ

「20S」「20X」:15インチフルホイールカバー(15×5.5JJ)、インセット:45、P.C.D:114.3(5穴)

「20G」:15インチアルミホイール(15×5.5J)、インセット:45、P.C.D:114.3(5穴)

「ハイウェイスター」系:15インチアルミホイール(15×5.5J)か16インチアルミホイール(16×6J)。どちらもインセット:45、P.C.D:114.3(5穴)

何言ってるかチンプンカンプンという方は、タイヤ&ホイールの基礎知識についてをご覧になってください。C27の内容ですが、タイヤとホイールサイズの読み方がわかります。

シートアレンジと車中泊


出典:日産セレナサイト

セレナは、多彩なシートアレンジが目玉の一つです。

2-3列フルフラットモードはフルフラットになるシートアレンジで、車中泊などのアウトドアに向いています。

セレナC27になりますが、シートアレンジと車中泊の関連記事があります。当サイトの人気コンテンツになりますので、よろしければご覧ください。

セレナC26系で装備されたスライドドア


出典:日産セレナサイト

セレナC26販売当初から、ワンタッチオートスライドドアを装備。

ボタンを押すだけでスライドドアを開閉することができます。

セレナC26前期・後期の違いまとめ

セレナC26前期・後期の違いについて説明しました。

セレナC26前期・後期まとめ
  • 2010年11月29日、セレナC26(前期)の販売開始
  • 20S以外の全グレードが、ECOモーター式アイドリングストップシステムを採用
  • 2012年8月1日以降、セレナC26前期がS-ハイブリッドを搭載(20S以外)
  • 2013年12月25日のマイナーチェンジ以降が、セレナC26後期

エクステリアでは、フロントデザインがC27のVモーションに近いデザインにリニューアルされました。

セレナC26の中古車を購入される場合は、以上のポイントをチェックしておいてくださいね。

C27 と比べて選びたい人は、「セレナC27後期のマイナーチェンジ内容とは?C26前期&後期・C27前期と比較」も合わせてどうぞ。

>> 【初心者必見】失敗しない中古車の選び方がわかる

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