この記事は、C27型セレナ(2016年8月〜2022年)の色の話です。今の現行はC28型(2022年11月発表)で、色の顔ぶれは変わっています。C28についてはセレナがフルモデルチェンジして6代目・C28へをどうぞ。
セレナ(C27前期)のボディカラーはバラエティ豊かです。
ベーシックな13色に、ニスモ・オーテック専用色も合わせると全部で18色になります。
そのなかで人気なのはどの色?
旧型セレナから人気の高い定番色は?
またセレナのカラーバリエーションは大きく5つに分類することができます。
これでセレナのボディーカラー全体を俯瞰して見ることができるようになります。
人気色をとるのか、定番色をとるのか、あえてマイナーな色をとるのか。
あなたのセレナ選びにお役立てください。
2019年8月にあったマイナーチェンジ以降についても、追記する形でご紹介しています。
セレナの人気色トップ3
セレナの人気色トップ3はC27前期のころの日産セレナサイト「Webカタログトップページ」に掲載されていたボディカラーランキングから。
結果は意外?
【1位】ブリリアントホワイトパール / ダイヤモンドブラック 2トーン

人気色1位は2トーン色。
「ブリリアントホワイトパール / ダイヤモンドブラック 2トーン」
先に言いますと人気色トップ3すべてが2トーン色からでした。
定番どころという色ではないですが、ただこのボディカラーはセレナ(C27)のイメージカラーの一つなのですね。
気にして見ないとわからないかもしれませんが、カタログでもCMでも最も露出度が高いのがこの色です。
ユニセックスな定番色コントラストがおすすめポイント
ホワイト・ブラックという定番人気色のコーディネートにより生まれる美しさかつ安心感。
これがおすすめポイントです。
ブリリアントホワイトの優しくエレガントなベースにダイヤモンドブラックがタイトさを加え、ボディカラー全体を洗練された印象に仕立て上げています。
ママからもパパからも好かれそうな、また世代も問わないセレナ一押しのカラーです。
マイナーチェンジ後 ブリリアントホワイトパール / ダイヤモンドブラック 2トーン

【2位】カシミヤグレージュ / インペリアルアンバー 2トーン

意外?だったのがこの色です。
「カシミヤグレージュ / インペリアルアンバー 2トーン」
セレナのWebカタログではこの色がボディカラーランキング2位となっています。
あまり見かけない色ですし「本当に?」と疑いたくもなりますが、若い世代より上の世代にはウケがいいのかもしれません。
落ち着いた大人グラデーションで高い人気
ベースのカシミヤグレージュは上品で落ち着いた大人にぴったりな色。
お手入れもラクな部類の色味になるでしょう。
アクセントのインペリアルアンバーはより深いブラウンで、ベース色に濃淡を与え、全体として統一感のあるグラデーションを織りなしています。
人気色1位の色はコントラストでしたが、それとは逆の路線でこれもまたいい色です。
マイナーチェンジ後、この2トーン色はなくなっています。
【3位】マルーンレッド / ダイヤモンドブラック 2トーン

人気色3位はこの色。
「マルーンレッド / ダイヤモンドブラック 2トーン」
これもセレナ(C27)のイメージカラーです。
やはりブラックフィニッシュというまとめ方はかっこいいですね。
これは間違いなく若い世代がターゲットでしょう。
ハイウェイスター専用色となります(前期の話で、マイナーチェンジ後は標準車でも選べます)。
若々しくもクールなマルーンレッドベース
ベースとなっているマルーンレッドは一見すると情熱的なカラーにみえます。
しかし少し眺めていると実はビビッドすぎないアダルトな色味であることに気づきます。
メインは若者向けであることに変わりはありませんが、より幅広い年齢層にもアプローチできそうです。
このように人気色トップ3の色をみてみると、どの性別・年齢層もしっかりとカバーされていますよね。
性別・年齢を問わずセレナが人気であることがうかがえる結果となりました。
マイナーチェンジ後 マルーンレッド / ダイヤモンドブラック 2トーン
セレナの定番色トップ3
今度は定番色。
定番といえば、やっぱりあの色です。
ダイヤモンドブラック

「ダイヤモンドブラック」
ブラック系は外せないでしょう。
旧型セレナから大人気の色ですね。
ダイヤモンドブラックはパール塗装がされているのでより上質なブラックに仕上がっています。
しかし後に述べるように、こちらの色は
「標準色」ではありません。
別途料金が発生してしまいます。
セレナでブラックは定番ではない?
ブラックが標準色でないというのは納得いたしかねますが、新型セレナでブラックのボディカラーはあまり見かけないような気がしませんか。
イメージカラーの影響でしょうか、なんだかしっくりこない気もするブラック。
新型セレナはユニセックスかつファミリーな印象が強いため、若い男性が好みそうなブラックセレナはむしろ珍しく感じてしまわないでもありません。
なので逆に新型セレナではブラックが目立った存在感を放ちそう。
それがお好みの方、元々ブラック好きな方にはうってつけの色ですね。
マイナーチェンジ後 ダイヤモンドブラック

ブリリアントホワイトパール

「ブリリアントホワイトパール」
定番どころの定番、ホワイトですね。
間違いないです。
こちらもブラック同様にパール加工が施され、単調なホワイトとは一線を画します。
ホワイトセレナのフロントグリルにe-POWERのブルーラインが入ったルックスは、
これぞ新型セレナ!という印象。
ダントツ定番のホワイト
街中を車で走っているとセレナをよく見かけると思いますが、やはり最も目にするのはホワイトではないでしょうか。
他の車種でもそうですが最も安心感が得られる色です。
その分飽きがこずに長く愛用することができるでしょう。
売りにだすときも有利です。
マイナーチェンジ後 ブリリアントホワイトパール

ブリリアントシルバー

「ブリリアントシルバー」
シルバー(グレー系)も定番色ですね。
大人になるにつれ良さが理解できてくるのがグレーです。
落ち着きがあって、汚れも目立ちにくくお手入れがラクです。
スタイリッシュな印象には欠ける?
シルバー・グレー系は下手をするとやぼったくなりがち。
ミニバンでこの色というのはどこか「業者」というような匂いをかもし出してしまいそうです。
その点セレナはどうでしょうか。
フロントマスクが今風な顔なのでそこまで業者感などはないと思います。
ただ個人的には若々しさもそこまでないように感じるので、それがいい方にとってはふさわしい色ですね。
またブリリアントシルバーは標準色なので追加費用はかかりません。
マイナーチェンジ後 ブリリアントシルバー

その他のカラーバリエーション6色
人気色トップ3と定番色トップ3、計6色をみてきましたが、それ以外にどんな種類の色があるのでしょう。
「ブルー系」「ブラウン系」「意外とおすすめな色」と3つのカテゴリに分けてご紹介します。後半では、2019年のマイナーチェンジで加わった4色も紹介します。
ブルー系
アズライトブルー

ブルー系一つめの色は「アズライトブルー」。
濃いめのブルーで紫っぽい色味ですね。
ブラック系・ホワイト系に次いで人気の高い色でもあります。
ありきたりな色を選択するのはおもしろくないし、かといって派手すぎるのも違う。
そういう方にはハマる色かもしれません。
爽やかでいてシックなニュアンスも出せます。
セレナの標準色。
マイナーチェンジ後 アズライトブルー

シャイニングブルー

ブルー系のもう一つの色は「シャイニングブルー」です。
こちらはアズライトブルーに比べるとより鮮やかで水色といった色調ですね。
元気いっぱいでカラフル。
このセレナで海沿いの国道を走ると爽快そのものなイメージが容易にできます。
人と被りたくない方にも適しているでしょう。
シャイニングブルーはアズライトブルーとともにセレナの標準色です。
マイナーチェンジ後はなくなっています。
ブラウン系
インペリアルアンバー

ブラウン系の一つ目は「インペリアルアンバー」。
珍しい色ですが、年齢層の高い方には人気。
ムーディな大人路線という点ではセレナ全色のなかでトップクラス。
ダークなブラウンなのでホイールやフロントグリル、ガーニッシュなどシルバーパーツとも対照的でほどよいコントラストが感じられます。
これにLEDヘッドランプやグリルイルミネーションなどのオプションで「ギラつき」をプラスすれば存在感は間違いなく抜群に。
マイナーチェンジ後 インペリアルアンバー

カシミヤグレージュ

ブラウン系のもう一つは
「カシミヤグレージュ」。
こちらはオフホワイトというような優しい色ですね。
落ち着きがあって、セレナにお似合いではないでしょうか。
2トーンのベース色としても採用されている魅力的なカラーです。
マイナーチェンジ後 カシミヤグレージュ

意外とおすすめな色
ダイヤモンドブラック / ブリリアントシルバー 2トーン

こちらは人気色1位の色とは逆路線の2トーン色。
「ダイヤモンドブラック / ブリリアントシルバー 2トーン」
ブラックベースにシルバーアクセントです。
一見違和感のような印象ももってしまいますが、よく見ると
全体がブラック×シルバーでまとまっています。
必然性のあるコーディネートが好みな方にはウケがよさそう。
オーテックもそうですが、シルバーのパンチがよく効いて全体をタイトにまとめています。
マイナーチェンジ後はなくなっていますね。
ミントホワイトパール

最後にご紹介する色は「ミントホワイトパール」。
これはe-POWER専用色。
ミントなフレイバーが加えられたホワイト。
かなり珍しい色味ではないでしょうか。
同じホワイト系のブリリアントホワイトパールと比べると不思議なホワイトが見る人の目を惹きつけそうです。
ホワイトらしく落ち着きもあって、でもありふれたホワイトでなくて「意外とおすすめ」したい色です。
マイナーチェンジ後はなくなりました。
マイナーチェンジで新たに設定された色
サンライズオレンジ/ダイヤモンドブラック 2トーン

発色のいいサンライズオレンジをベース色とした2トーン。
当時は公式サイトのトップページや矢沢永吉のCMでもプッシュされていたこのカラー。
セレナ(C27後期)の新たなテーマカラーですね。
ダークメタルグレー/ダイヤモンドブラック 2トーン

ベース色はありそうでなかったグレーです。
元々ニスモ、オーテックでは採用されていたカラーです。
メタリックなグレーなので野暮ったさはありません。
古い言葉かもしれませんが、「ちょいワルオヤジ」にピッタリな雰囲気。
ブラックとのグラデーションが渋い。
サンライズオレンジ

オレンジの単体色です。
このオレンジは発色がよくてインパクト大です。
子どもなんかはこういうわかりやすい色が好きでしょうし、ファミリーライクなカラーと言えそうです。
ダークメタルグレー

グレーの単体色。
シルバーが比較対象になってきますが、シルバーはどちらかというとホワイトに近いです。
ブラックよりのグレーならダークメタルグレーです。
2トーンの方と合わせて人気が出そうなカラー。
以上が2019年のマイナーチェンジで新たに設定されたボディカラーです。
マイナーチェンジ後は新カラーを含め、日産の発表では2トーン4つを含む全14色でした(最終のカタログでは13色)。
合計としてはセレナC27前期と同じですね。
C27後期でなくなった色もまとめておきます。
- カシミヤグレージュ / インペリアルアンバー 2トーン
- ダイヤモンドブラック / ブリリアントシルバー 2トーン
- シャイニングブルー
- ミントホワイトパール
>> セレナC27の前期と後期の違い(マイナーチェンジの内容)はこちら
カラーバリエーションの5つの分類方法
ニスモ・オーテックを除く全13色のうち12色をご紹介してきました(単色のマルーンレッドは、次の特別塗装色の一覧に載せています)。
これら13色を5つのカテゴリーに分類します。
これでまた別の角度からセレナのボディカラー選びができると思います。
【1】標準色
セレナの標準色は以下の3カラー。
- ブリリアントシルバー
- アズライトブルー
- シャイニングブルー
この色を選ぶのに別途追加の料金は必要ありません。
あまり「標準」というカンジがしない色なのは気のせいでしょうか。
マイナーチェンジ後は、シャイニングブルーがなくなっています。
これに代わって、ダークメタルグレーが標準色になっています。
【2】特別塗装色
特別塗装色は以下の10色です(新車当時の価格・消費税8%のころの税込み)。
- ダイヤモンドブラック:54,000円(→43,200円)
- ブリリアントホワイトパール:43,200円
- マルーンレッド:43,200円
- ミントホワイトパール(e-POWER専用色):43,200円
- カシミヤグレージュ:43,200円
- インペリアルアンバー:54,000円(→43,200円)
- ブリリアントホワイトパール / ダイヤモンドブラック 2トーン:75,600円
- ダイヤモンドブラック / ブリリアントシルバー 2トーン:86,400円
- カシミヤグレージュ / インペリアルアンバー 2トーン:75,600円
- マルーンレッド / ダイヤモンドブラック 2トーン:75,600円
これらの色を設定するには上記のような価格がプラスでかかります。
2トーン系はより高価格になっています。
カッコをつけているのはマイナーチェンジ後の料金です(消費税8%のころの額。今の日産の資料に残っているのは10%の額だけです)。
またマイナーチェンジ後は、上記のうち次の2色がなくなっていましたね。
ブラック/シルバーの2トーン、グレージュ/アンバーの2トーンです。
その代わりに以下のカラーが特別塗装色として追加されています。
マイナーチェンジ後の特別塗装色は10色になります。
- サンライズオレンジ/ダイヤモンドブラック 2トーン:75,600円
- ダークメタルグレー/ダイヤモンドブラック 2トーン:54,000円
- サンライズオレンジ:43,200円
【3】スクラッチシールドあり
スクラッチシールドは、やわらかい樹脂を混ぜたクリヤー塗装で、スリキズや塗装の劣化を防ぎます。
少しくらいのキズであれば時間の経過とともに修復します。
これで新車の輝きが長時間持続します。
以下のカラーに施されています。
- ダイヤモンドブラック
- インペリアルアンバー
スクラッチシールドの耐用年数は3〜5年あり、それ以降も一般塗装よりキズがつきにくい状態が続きます。
ただし特殊なクリヤーコートを使っているため補修の際にも専用の塗料が必要なので少しお高くつきます。
定番色であるダイヤモンドブラックにはスクラッチシールド加工が施されています。
特別塗装色としての価格も、2トーン(75,600円〜)より安く、スクラッチシールドも付くのでコスパが高いですね。
ちなみに2トーン色の方にもダイヤモンドブラックとインペリアルアンバーの部分にはスクラッチシールドで加工されています。
マイナーチェンジ後のスクラッチシールド
マイナーチェンジ後、全色がスクラッチシールド塗装となりました。

【4】リセールで有利
リセール(中古車として売りに出す)のときに有利なのは以下の定番色です。
- ブリリアントホワイトパール
- ダイヤモンドブラック
流行に左右されない定番色は時間が経過しても価値が下がりにくく、リセールバリューが高いです。
数年で新しい車に乗り換える人はこの辺も考慮にいれるといいですね。
>> 新型セレナの維持費はいくら?年間額はe-POWERでこうなる
【5】グレード別専用色
セレナには以下のグレード別専用色があります。
どうしてもその色を選びたいときはそのグレードにする必要があります。
- e-POWER専用色:ミントホワイトパール
- ハイウェイスター専用色:マルーンレッド / ダイヤモンドブラック 2トーン(前期。マイナーチェンジ後は標準車でも選べる)
ニスモ・オーテックもご紹介しておきます。
ニスモ専用色
ニスモには以下の専用色が設定されています。
- ダークメタルグレー
- ブリリアントシルバー/ダイヤモンドブラック 2トーン
- ダークメタルグレー/ダイヤモンドブラック 2トーン
- ガーネットレッド /ダイヤモンドブラック 2トーン
ニスモはスポーティなレッドがアクセントカラー。
そこにあえて同じレッド系をもってきたガーネットレッドとの組み合わせは好きな人にはたまらない配色。
ニスモはマイナーチェンジ後、公式サイトから取り扱いがなくなっています。
>> 新型セレナニスモの仕様はどうなっているのか?価格・スペックを紹介
オーテック専用色
オーテック専用色は次の2色。
- カスピアンブルー
- ダークメタルグレー
ダークメタルグレーはニスモと共通です。
ニスモとは対照的にオーテックはブルーがアクセントカラー。
インテリアにも随所にブルーが施されています。
カスピアンブルーはアズライトブルーとシャイニングブルーの中間くらいの色ですね。
一般的に「ブルー」といったときにイメージされやすいブルーに近いのではないでしょうか。
マイナーチェンジ後オーテック専用色
ダークメタルグレーがオーテック専用ではなくなりましたね。
- カスピアンブルー
- カスピアンブルー/ダイヤモンドブラック 2トーン
>> セレナe-POWERオーテックの評価【標準セレナとの違いがわかる】
セレナの人気色まとめ
セレナの人気色トップ3は以下のようになりました。
2位:カシミヤグレージュ / インペリアルアンバー 2トーン
3位:マルーンレッド / ダイヤモンドブラック 2トーン
定番色トップ3はこちら。
ブリリアントホワイトパール
ブリリアントシルバー
また次のようにカラーバリエーションを分類しました。
- 標準色
- 特別塗装色
- スクラッチシールドあり
- リセールで有利
- グレード別専用色
セレナは特別塗装色が多いのでその辺もネックになってきますよね。
人気の2トーンは価格が高いですが、いずれもスクラッチシールド加工が施されたカラーが入っています。
特に人気1位のホワイト×ブラックは新型セレナらしくありつつ、リセールバリューも高いのでやはりおすすめ度は高いですね。
ちなみに、マイナーチェンジ後はすべての色がスクラッチ塗装となったので、3つ目「スクラッチシールドあり」は分類から省く必要がありますね。
それでは最後までお読みくださりありがとうございました。
✳︎出典を表記しているもの以外は日産セレナサイトからの引用

