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<<【簡単10分】セレナに乗り換える

【知っておきたい】セレナ S-ハイブリッドの仕組みをわかりやすく解説

「S-ハイブリッドって、どんなシステム?」
「e-POWERとの違いを知りたい」
「S-ハイブリッドのメリットは?」

多くの人が、S-ハイブリッドについて漠然と考えているのではないでしょうか?

セレナは人気ミニバンの筆頭ですが、その売りはe-POWERだけではありません。


そこで、セレナS-ハイブリッドの仕組みや燃費について、あらためて理解しておきましょう。

ここでは、以下の内容についてお伝えしていきます。

  • S-ハイブリッドというアイドリングストップ技術
  • S-ハイブリッドの仕組み
  • S-ハイブリッドのメリット

この記事は、2022年現在の現行セレナではなく、その前のセレナC27前期モデルについての解説しています。

中古車として購入するときや、すでに所有しているセレナについて知っておきたいときに参考にしてください。

目次

セレナ S-ハイブリッドはアイドリングストップを改良したシステム

セレナのS-ハイブリッドは、燃費のよさとコンパクト性を両立した、新しいタイプのマイルドハイブリッドシステムです。

ここでは、以下についてお伝えしていきます。

  • 新しいアイドリングストップ技術としてのS-ハイブリッド
  • マイルドハイブリッドとは
  • S-ハイブリッドとe-POWERの違い

マイルドハイブリッドの意味やe-POWERとの違いなど、意外と正しく理解していない人も多いので、この際、きちんと理解しておきましょう。

新しいアイドリングストップ技術としてのS-ハイブリッド

MR20DD_HEV.jpg
出典:https://www.nissan-global.com/JP/TECHNOLOGY/OVERVIEW/shybrid.html

S-ハイブリッドを理解するのに欠かせないのが、エコモーター(ECOモーター)です。

ECOモーターは「Energy Control Motor」の略で、その名の通りエネルギーを制御(コントロール)するシステムとなっており、セレナC26型から搭載されるようになりました。


エコモーターは、アイドリングストップの技術です。

ご存知のとおり、アイドリングストップとは、信号待ちなどで車を停止させたとき自動でエンジンをオフにし、発進するときエンジンを再始動させるシステムのことです。

停車時にエンジンを止めることで燃費を向上させ、同時にCO2削減を効果を実現しています。


エコモーター式アイドリングストップの売りは、静かさとエンジン再始動の早さです。

静かなのはスターターモーター音がないからで、ベルトを介してダイレクトにエンジンを再始動させています。

エコモーターはオルタネーター(発電機)としても機能し、減速時にエネルギーを回生し、バッテリーに充電します。


このようなエコモーターを改良して誕生したのが、スマートシンプルハイブリッド「S-HYBRID」です。

マイルドハイブリッドとは

「ハイブリッド」と呼ばれる車には、次の2つがあります。

  • フルハイブリッド(ストロングハイブリッド)
  • マイルドハイブリッド

フルハイブリッドとは、モーター(電動機)のみで走ることができるシステムのことです。

対して、マイルドハイブリッドとは、オルタネーター(発電機)を強化し、エンジンの補助モーターとしても利用できるようにしたもので、S-ハイブリッドがこれに該当します。

S-ハイブリッドは、補助モーターとして走行をアシストできるので、純粋なガソリン車と比べ、燃費性能が向上しています。

S-ハイブリッドとe-POWERの違い

セレナe-POWERとS-ハイブリッドの違いは、以下のとおりです。

  • e-POWER:フルハイブリッド
  • S-ハイブリッド:マイルドハイブリッド

e-POWERは、ハイブリッド車のなかでも、モーターだけで自走できるフルハイブリッドに該当します。

これに対してS-ハイブリッドは、マイルドハイブリッドで、発進加速時にモーターがエンジンをアシストするのみで、あとは純粋にエンジン走行となります。

回生ブレーキにより電気エネルギーをバッテリーに蓄える点は、e-POWER・S-ハイブリッドともに共通ですが、走行の仕組みは異なるわけですね。

セレナ S-ハイブリッドの仕組みを3つのシーン別に解説

セレナ トータルエネルギーマネージメント
出典:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/performance.html

S-ハイブリッドは従来のエコモーターを大型化し、1つだったバッテリーに小型のサブバッテリーを追加しました。

つまり、セレナにはバッテリーが2個あります。

>>「セレナ S-ハイブリッドのバッテリー2個をお手ごろ&お手がるに交換する方法」


これにより蓄容量が高まり、同時にエネルギー回生の発電量と出力もアップしました。

発電力は150Aから200Aに、出力は1キロワットから1.8キロワットにパワーアップしています。

同時に、余った電力でトルクアシストも可能となり、発進・加速時にエコモーターがエンジン駆動を補助します。


S-ハイブリッド化によって走りが今までとどのように変わったのか、減速時・停止時・発進加速時に分けて整理すると次のようになります。

  1. 減速時
  2. 停止時
  3. 発進加速時

では、具体的に見ていきましょう。

S-ハイブリッドの仕組み ①:減速時


出典:https://www.nissan-global.com/JP/TECHNOLOGY/OVERVIEW/shybrid.html

減速時にはエネルギー回生を行い、車の運動エネルギーを電気エネルギーに変換して回収します。

電気エネルギーはバッテリーに蓄えられるわけですが、S-ハイブリッドは蓄電容量が大きくなったのでその分より多くのエネルギーを蓄えておくことが可能です。

S-ハイブリッドの仕組み ②:停止時


出典:https://www.nissan-global.com/JP/TECHNOLOGY/OVERVIEW/shybrid.html

バッテリーに蓄電された電気エネルギーは、車がアイドリングストップしているときに利用されます。

アイドリングストップ時でも、カーナビやエアコン、オーディオなどの電装品には電力が供給されるため、問題なく使用を続けられます。

バッテリーに多くのエネルギーを蓄えられれば、

  • アイドリングストップ時間の延長
  • アイドリングストップ回数の増加

ということつながるので、エアコンを使うことが多い夏場でも、無駄なガソリン消費を抑え、燃費の向上に役立ちます。

S-ハイブリッドの仕組み ③:発進加速時


出典:https://www.nissan-global.com/JP/TECHNOLOGY/OVERVIEW/shybrid.html

S-ハイブリッドでは、発進時にエコモーターがトルクアシストも実現。

走るときに背中をポンと押してもらえるようなもので、バッテリーに蓄えた電気エネルギーがエコモーターを回し、エンジンが駆動するのをサポートしてくれます。

これは以前のエコモーターには備わっていなかった機能で、「S-ハイブリッドをハイブリッドたらしめている」大きな要素と言えるでしょう。

セレナ S-ハイブリッドのメリット3つ

セレナS-ハイブリッドが支持されるのは走行性能だけではありません。

以下のメリットについて解説します。

  1. 広い室内空間
  2. エコカー減税
  3. 燃費の向上

では、ひとつひとつ説明します。

S-ハイブリッドのメリット ①:広い室内空間を維持

s_hybrid_space.jpg
出典:https://www.nissan-global.com/JP/TECHNOLOGY/OVERVIEW/shybrid.html

セレナの売りは、なんといっても広い室内空間です。

S-ハイブリッドになって、バッテリーを2個積載し、そのスペースを確保する必要が生じたわけですが、それでも室内空間を広く確保できています。

パーツの増加を最低限におさえ、居住空間をほぼ犠牲にしていません。

S-ハイブリッドのシステムを、エンジンルームのなかだけにおさめているのです。

これで室内空間をキープしつつ、走行性能の向上を実現できました

S-ハイブリッドのメリット ②:価格アップの抑制とエコカー減税

S-ハイブリッドでは、大幅な価格アップを抑えることに成功しています。

価格はほぼ据え置かれつつ、同時に、税制面では優遇措置を受けられるようになりました。


S-ハイブリッド搭載車はエコカー減税により自動車取得税20%、自動車重量税25%が減税となります。

具体的な金額的には、取得税・重量税合わせて20,000円以上が優遇となります。

S-ハイブリッドのメリット ③:燃費の向上


出典:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/performance.html

セレナS-ハイブリッドは、広い室内空間はそのままに燃費向上も実現。

カタログ上の燃費はグレードによって異なり、以下のとおりです。

  • X、ハイウェイスター:17.2km/L
  • XV、G、ハイウェイスターV、ハイウェイスターG:16.6km/L

ちなみに、ガソリン車となるグレードSは15.0km/Lです。

2.0Lクラスの8人乗りミニバンでは、初となる「平成27年度燃費基準+20%」を達成しました。

S-ハイブリッドの仕組みまとめ

セレナのS-ハイブリッド化は、従来から搭載されていたエコモーターを改良することで実現しました。

S-ハイブリッドは「スマートシンプルハイブリッド」の名の通り、シンプルな構造なので室内空間を狭くせずに、価格も従来よりそれほど上がっていません。

燃費性能も飛躍的に高くなりましたし、エコカー減税の対象でもあります。

ただ、バッテリーが2個となったところは、初心者にとってはわかりづらく、バッテリー交換で悩みのタネとなりがちです。

こちらのS-ハイブリッドにおけるバッテリー交換ページも参考にしてください。

2個セットのお得なバッテリーを紹介しています。

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