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セレナe-POWERの税金は?今さら聞けないエコカー減税【クルマの税金がわかる】

セレナe-POWERの税金

セレナe-POWERは環境にやさしいハイブリッド車で、エコカー減税対象車ですが、減税額はどれくらいでしょうか。

またエコカー減税など車の税金にはどんな種類があるのか?

2019年10月からの消費増税と同時にクルマの税制が変わります。

この記事の前半はセレナC27前期のe-POWER車に対して執筆しました。記事後半の税金の種類も古い情報のままで、これから令和4年度の最新情報に更新予定ですが、現時点(2022年12月)でまだできておりません。この記事をお読みになるかたは、以上をご理解いただいたうえで、参考程度にとどめていただけるようお願いいたします。

目次

セレナe-POWERで優遇される税金の額

セレナe-POWERの減税額を計算

セレナe-POWERは「エコカー減税」対象車です。

エコカー減税では自動車取得税・自動車重量税が減額となります。

セレナe-POWERは「グリーン化特例」による減税対象でもあり、こちらでは自動車税が優遇されます。

それぞれセレナe-POWERではいくらの減税になるのかみていきす。

2019年8月のマイナーチェンジ「以前」のセレナに対する情報になっています。

自動車税の減税額

セレナe-POWERの自動車税は、グリーン化特例により25,500円減税になります。

これはe-POWERを搭載している全グレードのセレナにつき一律です。

  • e-POWER X
  • e-POWER XV
  • e-POWER ハイウェイスター
  • e-POWER ハイウェイスターV
  • e-POWER AUTECH

上記のセレナe-POWERが自動車税の減税対象です。

e-POWER車の自動車税は25,500円減税される。

自動車重量税の減税額

セレナe-POWERの自動車重量税は、エコカー減税により30,000円の減税となります。

自動車重量税も、自動車税と同じくセレナe-POWER搭載車で一律です。

e-POWER車の自動車重量税は30,000円減税される。

自動車取得税の減税額

自動車取得税は、エコカー減税による優遇です。

自動車取得税はセレナe-POWERの購入価格(取得価額)によって減税額が変わります。

おおまかに以下のような額となります。

  • e-POWER X:74,200円
  • e-POWER XV:78,200円
  • e-POWER ハイウェイスター:79,400円
  • e-POWER ハイウェイスターV:85,000円
  • e-POWER AUTECH:95,500円

自動車税・自動車重量税と比べて一番大きな減税額となります。

セレナe-POWERの購入時における減税総額

セレナe-POWERの「購入時」に適用される減税総額は、およそ12〜15万円。

ご紹介してきた自動車税、自動車重量税、自動車取得税の合計です。

あとに説明しますが、自動車税も自動車重量税も、自動車取得税と同様に、クルマ取得のタイミングにおいて関係してくる税金です。

逆にいえば、クルマ取得のときだけ支払う税金が自動車取得税であり、あとの2つはそれ以降にも継続的に発生する税金ということになります。

では、次からクルマの税金の基礎知識的な部分をおさえていきましょう。

セレナe-POWER車の購入時における減税総額
  • e-POWER X:129,700円
  • e-POWER XV:133,700円
  • e-POWER ハイウェイスター:134,900円
  • e-POWER ハイウェイスターV:140,500円
  • e-POWER AUTECH:151,000円

クルマにかかる税金の種類

セレナe-POWERの税金の種類

自動車税とは

自動車税は総排気量により設定されています。

乗用車の場合、総排気量1.0L以下から6.0L超えまで、基本的には0.5Lごとに10段階に分かれています。

総排気量ごとの自動車税は次のようになります。

セレナe-POWERの総排気量は1.2L(1.198L)なので下の表では②の区分にあたります。

なので本来34,500円の自動車税がかかるわけですが、これがグリーン化特例により75%減税されるので、上に述べたように25,500円(年間)が減税となります。

総排気量ごとの自動車税
  • 〜1.0L:29,500円
  • 1.0L〜1.5L以下:34,500円
  • 1.5L〜2.0L以下:39,500円
  • 2.0L〜2.5L以下:45,000円
  • 2.5L〜3.0L以下:51,000円
  • 3.0L〜3.5L以下:58,000円
  • 3.5L〜4.0L以下:66,500円
  • 4.0L〜4.5L以下:76,500円
  • 4.5L〜6.0L以下:88,000円
  • 6.0L〜:111,000円

この税金は新規登録・届出翌年度より毎年のタイミングで納付します。

自動車税についてもっと詳しく

自動車税は、毎年4月1日時点のクルマの所有者に対して課税されます。

その年度の4月〜翌年3月までの1年間分をまとめて前払いする形での支払いです。

支払い時期は、5月初めから5月31日までの期間と、新車購入時(新規登録時)です。

年度途中に新車を購入した場合は、その月の翌月から翌年度3月までの月割計算で課税され、新車購入時にまとめて支払います。

あまり意識しないかもしれませんが、新車を購入したときに支払う金額には自動車税、その他の税金も含まれています。

自動車税は2019年10月以降、新税制に変更

自動車税は、2019年10月以降に購入した新車から税率が引き下げられます。

自動車税の引き下げ額
  • 〜1.0L:25,000円(▲4,500円)
  • 1.0L〜1.5L以下:30,500円(▲4,000円)
  • 1.5L〜2.0L以下:36,500円(▲3,500円)
  • 2.0L〜2.5L以下:43,500円(▲1,500円)
  • 2.5L〜3.0L以下:50,000円(▲1,000円)
  • 3.0L〜3.5L以下:57,000円(▲1,000円)
  • 3.5L〜4.0L以下:65,500円(▲1,000円)
  • 4.0L〜4.5L以下:75,500円(▲1,000円)
  • 4.5L〜6.0L以下:87,000円(▲1,000円)
  • 6.0L〜:110,000円(▲1,000円)

自動車重量税とは

自動車重量税は名前のとおり車の重量によって設定されています。

軽自動車は定額ですが、乗用車は0.5tごとに年4,100円です。

ただしエコカーの場合は、これが0.5tごと年2,500円に優遇されます。

セレナe-POWERは1730〜1760kgで、エコカーに該当するので1年間の税金は次のように算出されます。

2,500×4=10,000円

自動車重量税についてさらに詳しくみていきます。

自動車重量税を納付するタイミング

自動車重量税は新車購入時、車検時に納付します。

車検と自動車重量税

車検は、新車を購入して新規登録をしたときは3年後に、その後は2年ごとに検査を受けることになっています。

新車購入時に支払う自動車重量税は次の車検までの分(3年分)となっています。

セレナe-POWERの場合なら

10,000×3=30,000円

という額が新車購入代金のなかに含まれていることになります。

ちなみに自動車重量税は新規登録から13年以上で税金の額が増え、18年以上でさらに増額される設定になっています。

自動車取得税とは

自動車取得税は「取得価額×3%」が課税されます。

この取得価額とは、実際に支払った金額ではありません。

「自動車取得税の課税標準基準額および税額一覧表」にある「基準額」から割り出されるものです。

大体車の価格の90%が取得価額となります。

セレナe-POWERならグレードによって価格が違いますので自動車取得税もそれに応じて変わってきます。

セレナのWebサイトで「セルフ見積もり」をすれば、最後に税金、減税の額も算出してくれるので、特に取得税という計算が難しい税金では助かりますね。

自動車取得税の取得価額はオプション価格も含んだもの

取得価額にはナビやエアロなどのオプションの価格も含まれます。

インテリア・エクステリアのオプションを納車後に後付けするなら、その分取得価額は低くなります。

結果的に自動車取得税も抑えられることになります。

社外品のパーツは純正より安いことが多いのでコストを抑えたい方は税金対策と合わせ、検討の余地があるでしょう。

さて、ここまででセレナe-POWERの減税総額と車の税金の種類がわかりました。

では最後に車の減税制度を少し細かくみていきます。

自動車取得税は廃止→環境性能割の導入

2019年10月1日から、自動車取得税は廃止に。

しかし同時に「環境性能割」が導入されます。

環境性能割の税率は、クルマの燃費性能などに応じ、自家用車では0〜3%です。

自家用車の環境性能割の税率は以下のようになります。

環境性能割(自家用車)
  • 電気自動車:非課税
  • ★★★★かつ2020年度燃費基準+20%達成車:非課税
  • ★★★★かつ2020年度燃費基準+10%達成車:1.0%
  • ★★★★かつ2020年度燃費基準達成車:2.0%
  • ★★★★かつ2015年度燃費基準+10%達成車:3.0%
  • 上記以外:3.0%

参考:総務省サイト

今度は減税制度について理解します。

エコカー減税、グリーン化特例をご紹介します。

エコカー減税とは

セレナe-POWERはエコカー減税対象

エコカー減税は環境性能に優れた車に対する税金の優遇制度です。

減税対象は自動車重量税自動車取得税の2つ。

今後エコカー減税は基準が厳格化されていく方向になります。

適用期間

平成30年エコカー減税適用期間は

自動車取得税:2019年4月1日~2019年9月30日
自動車重量税:2019年5月1日~2021年4月30日

となっています。

この期間中に新車新規登録を行った場合、エコカー減税が適用されます。

免税となる適用対象車

免税とは100%減税です。

その対象になるのが以下の次世代自動車。

  • 電気自動車
  • 燃料電池自動車
  • 天然ガス自動車
  • プラグインハイブリッド自動車
  • クリーンディーゼル乗用車

セレナe-POWERもこれに該当し、自動車重量税・取得税ともに免税されます。

自動車重量税の減税について

自動車重量税は新規検査後に受ける最初の継続検査時にも免除されます。

どういうことか?

まずセレナe-POWERでは新車購入時に、自動車重量税が30,000円(3年分)免除となります。

次に車検(継続検査)を受けるのは2年後。

1年に10,000円なので2年で20,000円の税金が本来かかるはずです。

しかしエコカー減税によりこの20,000円までが免除になるのですね。

なので合計としては50,000円減税されるということです。

自動車グリーン化特例

自動車グリーン化特例は排出ガス性能および燃費性能に優れた自動車に対して税金が優遇される制度です。

この制度により自動車税が減税されます。

自動車重量税と自動車取得税はエコカー減税制度による優遇でしたが、自動車税は自動車グリーン化特例によるものです。

適用期間

自動車グリーン化特例の適用期間はこちら。

2019年4月1日~2021年3月31日

減税となる適用対象車

エコカー減税で免税対象となる次世代自動車は、グリーン化特例では自動車税が概ね75%減税となります。

セレナe-POWERは自動車税が25,500円減税されると先に言いました。

そして課税額は、排気量1.2Lでは34,500円というお話をしました。

これはつまり

34,500×0.75=25,875≒25,500円

というふうに算出されたものだったのですね。

新型セレナe-POWERの税金まとめ

セレナe-POWERで免除・減額される税金についてご紹介しました。

セレナe-POWERでは購入時、以下のように税金が優遇されます。

自動車税:25,500円
自動車重量税:30,000円
自動車取得税:74,200〜95,500円

自動車重量税については初回の継続検査時にも20,000円が免除されます。

これらはエコカー減税、グリーン化特例によるものです。

2019年10月1日から自動車取得税は廃止され、新たに環境性能割が導入されます。

消費増税ともからんで、いちどよく理解しておきたいところです。

年度ごとの税制改正で、期限延長や新制度の導入が決まります。

定期的に新聞・ニュース等でチェックしましょう。

それでは最後までお読みくださりありがとうございました。

セレナの価格関連の記事はこちらです。

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